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TOPページ よくある質問(FAQ)退職所得控除について、勤続年数が1年未満の端数はどのように計算しますか?

よくある質問(FAQ)

退職所得控除について、勤続年数が1年未満の端数はどのように計算しますか?

勤続年数に1年未満の端数がある場合、その端数は1年に切り上げて計算します。
また、退職所得控除額が80万円未満の場合は、最低でも80万円として計算されます。

 

退職所得控除額の計算式
1.勤続年数が20年以下の場合
・40万円 × 勤続年数  
※ただし、計算した金額が80万円未満の場合は80万円が適用されます。

 

2.勤続年数が20年を超える場合
・800万円 + 70万円 ×(勤続年数 – 20年)

 

具体例
例1: 勤続年数が3年7ヶ月の場合
・勤続年数は4年として計算
・退職所得控除額 = 40万円 × 4年 = 160万円

 

例2: 勤続年数が20年3ヶ月の場合
・勤続年数は21年として計算
・退職所得控除額 = 800万円 + 70万円 ×(21年 – 20年) = 870万円

 

例3: 勤続年数が10ヶ月の場合
・勤続年数は1年として計算
・退職所得控除額は、40万円×1年=40万円が80万円未満のため、80万円を適用